奄美の歴史・自然・文化が集う場所
場所は、名瀬長浜地区の一番奥に、産業振興会館とともに位置しています。
入館料は、以下の通り
◎奄美博物館入館料
一般 | 300円 |
高校生・大学生 | 150円 |
中学生・小学生 | 100円 |
※20名以上でお越しの方には、団体割引もあります。
館内に入ると、まず目に入ってくるのは、空飛ぶ船です。
その、大きさやリアリティーは、なかなかの迫力です。
1階では、奄美の伝統的小型船などを展示しています。
また、奄美で暮らした作家、島尾敏雄の特集や小湊フワガネク遺跡群からの出土品を元にしたレプリカなども展示されています。
2階は、暮らしと歴史のフロア。
まず、目に入ってくるのは、「南島雑話」の展示の数々。
幕末の薩摩藩士が流刑となった奄美で描きしるした作品ですが、絵の巧みさや色使いなどに素直に驚かされます。
歴史のフロアでは、奄美の歴史がわかりやすいように一覧表となっています。
奄美の日本復帰の際の貴重な資料も展示されています。
暮らしのフロアでは、当時使われていた農機具や生活用品などが数多く展示されています。
当時の様子を模型で展示されており、見た目にもわかりやすくなっています。
3階は、山・川・海の大自然フロアです。
奄美に生きる大自然の生き物たちを剥製で鑑賞できます。
また、昆虫や貝、魚、植物など、様々な標本も数多く展示されています。
アマミノクロウサギやルリカケスの剥製に、直接触ることができるコーナーもあります。
写真も撮れるらしいので、ぜひ記念にどうぞ。(カメラは、自分で用意してね。)
スタッフの高梨さんに、おすすめポイントをうかがいました。
「奄美博物館は、奄美で唯一の総合博物館です。
自然・歴史・文化を、全て展示し紹介しているのは、当博物館だけです。
特におすすめは、奄美の自然に関することを、3階1フロアを全て使って、紹介していることです。
奄美が世界自然遺産を目指すにあたり、ぜひ多くの人に見てもらいたいと思います。
アマミノクロウサギやルリカケスの剥製は、ケースから出して置いてありますので直接触ることもできます。
剥製ですが、アマミノクロウサギを抱いて、写真を取ることもできますよ。(笑)
また、奄美が日本復帰60周年を迎えますが、その資料も数多く展示していますので、ご覧になっていただければと思います。
考古資料においては、小湊フワガネク遺跡から出土したヤコウガイを中心とした品々は、ここでしか見られない貴重なものです。
それと、幕末に奄美に流されてきた薩摩藩士が書き記した「南島雑話」という古文書があるが、当時としては非常に珍しいことにカラーで、様々なことが詳細に書かれています。
さすがに、原本を展示するわけにはいかないので、コピーを展示していますが、絵の具などが十分にない時代に、これほどのことを描いたのか、というところをぜひ見ていただきたいと思います。
最後に、奄美博物館、奄美市歴史民俗資料館、宇宿貝塚史跡公園は年に5回、無料開放の日があるので、ぜひ利用して下さい。」
ちなみに、年5回の無料開放日は、
こどもの日(5月5日)
敬老の日(9月第3月曜日)
文化の日(11月3日)
日本復帰記念の日(12月25日)
成人の日(1月第2月曜日)
ということです。
奄美博物館は、地元の方も前に1回は行ったことがある、という方が、多いのではないでしょうか。
ですが、自然遺産登録、奄美復帰60周年などの、新たな視点で博物館を見学すると、また新たな発見があると思います。
島外の方にも、島内の方にも、改めて見直してほしい施設です。
奄美のすべてが詰まった奄美博物館。
みなさん、ぜひ、ご来館ください。
最後に、館内撮影自由だそうですよ。
◎奄美博物館のご利用案内
開館時間 | 午前9時~午後5時 |
休館日 | 第3月曜日、年末・年始(12月28日~31日、1月1日) |
住所 | 鹿児島県奄美市名瀬長浜町517番地 |
電話番号 | 0997-54-1210 |
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◎長浜町から奄美博物館への行き方
長浜町の交差点です。
この交差点を直進してください。
到着です。
案内いらなかったですか?
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